医学、ヨーガ、武士道

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10:1.jpeg  天風師の愛弟子で「ヨーガの里」「戦場と瞑想」の著者、おおいみつる(大井満)先生から和紙の便箋に墨筆のお手紙を3通いただいていまして、私の御守りとしてビジネスバックに入れて常に持ち歩いています。
 その1通の手紙に、私のヨーガの里の旅を労った後、「師の心は医学、ヨーガ、日本的武士道の三本柱で、日本人としての誇りこそ国際協調の源」と書かれていました。
 私はこの書簡を何度も読みながら、あまりにカリアッパ師との邂逅が衝撃だったため、ヨーガに偏重し過ぎて日本的武士道の一本柱を欠落する大きな誤りをしてしまいました。
 天風師は33歳でアメリカ、ヨーロッパに渡り、35歳の9月にヨーガの里に入っています。かりにそこで命の甦りを果たしたとしても、生まれ変わったわけではありません。やはり日本的武士道が基盤となっているわけです。いや、むしろそちらの方の比重が大きいのかも知れない。ですから、おおいみつる先生も「ヨーガの里」についで第二弾「戦場と瞑想ー若き日の天風ー」を書かれたのだろう。
 そんなことで、天風師を日本的武士道の方面から再度の見直が必要となりました。でなければヨーガの日本化した真意が理解できません。

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このページは、三休が2021年10月 5日 03:27に書いた記事です。

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