力の誦句
私は、力だ。
力の結晶だ。
何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも、運命にも、
あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ。
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「力の誦句」は、天風瞑想録第一巻で、短く簡潔な誦句になっていますのでそのままにしました。
3月15日にこの天風瞑想録が「中村天風講演録CD」全12巻として刊行され、近くデジタル版として発売されます。天風師の力強いが誦句が拝聴できるとは誠に喜ばしいことです。これによって「誦句集」がより身近になります。
「力の誦句」第一巻で、先ず「誦句集」に出てきます「宇宙霊」、「宇宙エネルギー」の解説から入っています。
「人間の生命力は、肉体にあるのでなく、霊魂という気の中にある」、「元気という気が出たときに、人間と宇宙霊とが一体になったことになる」。
天風師は霊魂という気を、宇宙霊、宇宙エネルギーと称しています。宇宙創造の根源の気を、宗教では神仏、天之御中主神、如来、アラーと名付け、天風師はこれをヨガで用いる「宇宙霊」と称しました。
ですから「誦句集」の記載されている「神仏」を、すべて「宇宙霊」の名称に統一しました。
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