睡眠について

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 天風師は睡眠について;
「睡眠を真に催した時に睡眠し、然らざる時には睡眠するべく無駄な努力を為さぬのが最も聡明なのである。いろいろの方法や手段を講じて無理にも眠ろうと、あれこれと種々の努力をしてもなかなか眠れないものである。それは、何とかして眠ろうと焦れば焦るほど、神経が興奮するためで、その上にかかる無駄な努力をすると精力の二重疲労を招来する結果に陥るのである」。
「その日その時の活力の消耗の程度に応じて、言い換えれば、生命の要求する時間を睡眠するというのが最も自然法則に順応している。本当に眠くなってから寝るようにすること。ムリに眠ろうとせず、ゆうゆうたる気持ちで眠くなるまで待とうとのんきな気持ちをもつことが何より必要である」と、実に簡明に教示しています。
 とても明瞭かつ理論的なのですが、私が師の教えの中で未だに習得できない課題になっています。
 日常生活のなかで時間に制約され、なかなかそうもできずにいます。時には早朝の起床のためついつい睡眠導入剤(メラトニン)に頼ったりしています。
 それでも最近になり1日の睡眠を7時間と規定せず、また寝だめも効果ありませんので、寝たいときに寝て、起きたい時に起き、眠れない時は無理にも寝ようとせず、自然睡眠体を心がけるようになって来ました。

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このページは、三休が2019年11月 2日 04:21に書いた記事です。

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