うらやまし 浮き世の北の 山桜 (芭蕉)
昨年9月から天風会メルマガ「中村天風 一日一話」<元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話>の配信をはじめてから半年が過ぎました。決まった時間に「一日一話」を、楽しみに待つ生活がすっかり定着しました。
これまで2冊の日めくり天風箴言カレンダーと卓上の箴言カレンダーがありました。日めくりカレンダーの出典は、天風著書「智慧のひびき(天風哲人箴言注釈)」と「真理のひびき(哲人哲語)」からの箴言でしたが、「一日一話」は、天風哲学アカデミーにより天風師の主要な書物の真髄から、特に印象深い文章を幅広く抽出しています。しかも、「箴言」と固く構えずに、さりげなく「一話」としています。日めくり箴言カレンダーも良いものですが、デジタル文になって毎日配信される一話もまたいいものです。著書と違がいまとめ読みでなく、一日一話ですので言葉に集中でき、その日の学びになります。
今日もいい一話が送られてきました;
「04月03日 |ニッコリ笑う
朝起きると、まず、第一に、ニッコリと笑う。
もう、くせがついているから、
眼が覚めるとニッコリと笑う。
わざわざニッコリと笑わなくても、ひとりでに笑う。
そして、
『今日一日、この笑顔を壊すまいぞ!』
と自分自身に約束する。
ふたたびは 来らんものを 今日の日は
ただほがらかに 活きてぞたのし」
つまらぬ情報が氾濫する浮き世の北で、急がず、焦らず、一日一話。継続は力でして、一日一話の積み重ねで天風哲理に精通してきます。
まだ天風メルマガを読まれていない方に、是非のお勧めです。