永六輔のお話し供養

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IMG_9258.jpg 司馬遼太郎の「ロシアについて」を読んでいる最中に、友人から「この本はいかが」と、横やり本が入った。
 おかげさまで3日連続の徹夜一気読みになりました。ですから今夜中にブログに収めることにした。
 「永六輔のお話し供養」で、渥美清、淀川長治、石川好子、坂本九、中村八大/いずみたく、岸田今日子、立川談志のご供養をしています。戦後の焼き後世代の個性豊かな忘がたき人たちです。やはり何かが我々と違います。
 特に渥美少年が歩道と車道を仕切る鎖を盗んで補導された時、警察官が渥美少年の顔を見て「お前の顔は一度見たら忘られない。フランス座に行け」。
 渥美少年はその言葉を心に受けフランス座の舞台に喜劇役者として立つことになります。渥美清の誕生です。警察官の目利き、こんな下町の人情供養でした。
 淀川長治は「誕生日に一番大変だったのは、産んでくれたお母さんでしょう。だから、誕生日はお母さんに感謝する日」と、していました。
 また淀川さんは毎朝、起きた時に床の中で「その日の日付を言い。今日という日は一生に一回しかない。だからニコニコしていよう」と、唱えるそうです。
 天風は「得一日過一日」としてました。これなら私たちにもできることです。さっそく実践。
 さて、また司馬さんの「ロシアについて」の現実入ります。有り難う。

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このページは、三休が2025年3月25日 21:49に書いた記事です。

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