追憶

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_7449.jpg 東北大震災311の4日前の旅でしたので、白川越えあたりから盛岡まで新幹線の中で時おり黙祷しながら通過しました。
 しかし、あれほどの衝撃だった大震災でも、13年が過ぎると追憶として冷静な黙祷になってしまう。
 今回さらにひどかったのは、57年前に青函連絡船に乗り函館から江差、そして小舟に乗って奥尻島へ、僻地教育とボランティアに行ったのだが、道中のことはまったく忘れていました。さらにひどいことには、帰りに札幌に寄ったことや盛岡駅に一人で降立つたことなど完璧に忘れていました。
 帰宅して古いア〜ルバムめくり〜、やっとそれらを追憶することができました。追憶できるのですからまだマシと思うのですが、脳は古く不必要になった記憶は忘れて行くものなのですね。私の脳も古くなり不必要になれば忘却されて行くのだろう。
 付記:
 上の写真は奥尻島で養殖したウニの身を取っているところです。
 奥尻島は平成5年7月に発生した震度6の烈震で、津波や火災で死者202人、行方不明者28人という壊滅的な被害に遭いました。 合掌

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/1274

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2024年3月12日 12:42に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「津軽海峡」です。

次の記事は「プーチン独裁」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。