北向観音

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631_ext_01_0_Lのコヒ?ー.jpeg 1月の締めは、今月一番印象に残った源頼義が建立した言われる北向観音堂を書き残しておきたい。
 富岡市高瀬かぶら川の清流が流れる大島村の山腹に鎮座する北向観音は、厄除観音として土地の人に信仰され、毎年1月第2日曜にお祭りがあり、畑の畦道を通り山の中腹まで一本の狭い参道を上下する多くの人たちが列をなしています(転がり怪我をしても自己責任です)。
 この北向観音は弘法大師が刻んだと言われていますが、なんで西上州の大島の山腹に北向観音が鎮座していているのか想像できない。
 山の麓近くに胃腸や神経痛に効果があるという大島鉱泉があることが、謎解きのヒントになるかもです。
 この日、姉の案内で、私の家族全員の歳の数だけ(165円)を、ちり紙に包んで参拝した後、山の中腹からその厄除け銭を、崖下の子供が集っていている所に投げ捨てます。
 厄除けのほかにも、安産、交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就等に御利益があると言われ、村人や地域の人たちに信仰されています。
 医療制度もない時代、こうした村人の素朴な信仰もいいものですね。

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このページは、三休が2024年1月31日 19:29に書いた記事です。

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