1月の締めは、今月一番印象に残った源頼義が建立した言われる北向観音堂を書き残しておきたい。
富岡市高瀬かぶら川の清流が流れる大島村の山腹に鎮座する北向観音は、厄除観音として土地の人に信仰され、毎年1月第2日曜にお祭りがあり、畑の畦道を通り山の中腹まで一本の狭い参道を上下する多くの人たちが列をなしています(転がり怪我をしても自己責任です)。
この北向観音は弘法大師が刻んだと言われていますが、なんで西上州の大島の山腹に北向観音が鎮座していているのか想像できない。
山の麓近くに胃腸や神経痛に効果があるという大島鉱泉があることが、謎解きのヒントになるかもです。
この日、姉の案内で、私の家族全員の歳の数だけ(165円)を、ちり紙に包んで参拝した後、山の中腹からその厄除け銭を、崖下の子供が集っていている所に投げ捨てます。
厄除けのほかにも、安産、交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就等に御利益があると言われ、村人や地域の人たちに信仰されています。
医療制度もない時代、こうした村人の素朴な信仰もいいものですね。
2024年1月アーカイブ
25日に冨岡市役所に出かけ、住民票をアメリカから日本へ移し換えてきました。
日本国籍を維持し、同じ生家の住所でしたので、住所変更だけで簡単に済みました。
その後、高齢者福祉介護の窓口に回され、医療、保健、緊急時の避難場所など説明を受け、すっかり老人市民にさせられました。
これなら世界一の長寿国になるはずです。日本はいい国ですね。
アメリカに長く住み、当地の医療費が高いので、高齢になると日本に帰国する人がいますが(奇しくも私もそうなりました)、これはおすすめ、冥土 in Japan です。
かくして私も富岡市民となり、初日の太陽を日拝しました。 感謝
最近なかにつけ「面倒臭い」が、口癖になっているのに気がついた。
なんの臭いか知らないが、これって消極的でつまらん言葉なので止めることにした。
いつしか習慣になっているので、この口癖が出たら、その都度反省し「私の人生に面倒臭い事はない」と言い直すことにした。
上の写真は雪をいだいた浅間山、ほぼ毎朝デニーズの窓から浅間山と妙義山を見ながら朝食を食べています。
朝食を作るのが「面倒臭い」からではない、この方が楽しく合理的だからである。
かつて村の境に外から来る魔や災いを遮り防いで平安を守る道祖神を祀っていました。
今では石像は風化しこのまま忘れ去れてしまう風習になっています。でも、まだこうして竹笹を四隅に建て「ここに神が宿る」という祭りをする方が居られるのですね。じきにこれも風化するかと思いますが、誠に有り難い事です。
こういう村を守ってくれた風習を見ますと、ふるさとが愛おしくなり胸を締めつけられます。
今日は母の命日でして、もう33回忌も過ぎ仏界に還元してしまいましたが、母の命日に日本にいるのは30数年ぶりになるので、お墓まいりしてきました。
墓前で母からいただいた無限の愛と躾は、今でも私の心に活き続けていることに感謝し、合掌してきました。 合掌
(うかつな事に「地球儀」のブログ記載を消してしまい、新たに更新しました。)
地球一周飛行を記念して地球儀を購入した。
やはり地球は平面でなく球体的に見た方がいい。アメリカにも置いていたが、引越しの時に整理してしまったまったので新たに購入。これまではオフィスの本棚の上に置いていたが、今回は冷蔵庫の上に置く予定です。
2月16日に「天けい懇話会」から1時間の講演依頼を受けて、明日から地球儀を見ながら原稿作成に入ります。
また、まったくの偶然ですが、翌17日に同じ私学会館で「台湾留学制度50周年記念式典」が開催されます。これまで台湾に留学したことがある100人を招いた交流会があります。知らぬ事とはいえ、コロナ前の2019年には10,968人が留学したとのことで、私はその第一期国費留学生として簡単な挨拶を予定しています。
さらに2月19日からは台湾南投県の友人の山荘に行き、桜の園の花見を予定しています。2月20日頃が満開のようでして。私は10本の桜を植樹しています。
たったいま友人から台湾総統選挙で頼清徳候補が、当選確実と入って来ました。これは明日のブログに書きたく思っています。
人生とは偶然に偶然が重なり、ほんとおもしろい。
台湾総統選挙は民進党の現状維持を外交政策とする頼清徳・蕭美琴コンビが勝利しました。ひとまず安堵です。
写真の旗にあるよう「選対的人、走対的路」(正しい人を選び、正しい道を行く)を、スローガンにしたのが正解でした。
投票率は71.86と極めて高く、民進党の得票数は約558万票、得票率は40%。国民党は467万票で、得票率は
評論家やジャーナリストは商売柄で早くも「中共による台湾統一」の懸念を騒ぎ立てていますが、私は当初より「台湾による民主統一」という逆の立場から著書を出版しました。
ただ、この著書の生命は選挙までと思っていましたが、中文版は選挙熱が冷めた後にも延命して読まれ続けると確信しています。
(ダボスへつながる山道)
これまで飛んだことがなかったユーラシア大陸の上空を横断してきました。
まるで空のシルクロードのようで、古代文化はユーラシアから伝わって来たことが鳥瞰的に理解できた。
そして、ユーラシア大陸を経由し日本海から能登半島を左側に見ながら東京の空港に着陸する飛行を経験しました。
さらに、そのシルクロードの終着点が、極東の富岡製糸場となり、昨日高速バスに乗って冨岡に帰宅しました。地球一周、思えば長い旅をしてきたものです。
スイス航空機内の3D飛行地図は、世界の主要都市の名前だけで、国名と国境線がまったくありませんでした。これが近未来の地球地図になるのだろうか。
ダボスフォーラムの一つのテーマは、地球温暖化と環境問題ですが、ここで「国名や国境線など不要」、こんな話をしているのかも知れない。
さて、今日から2024年を始めました。
1月15日から始まるダボス世界経済フォーラムが開幕するので観光してきた。
警護に軍人を500人動員するというが、なぜこんな山奥の雪に埋もれた小さな街に、世界各国の政府首脳や企業経営者らが集まり、地球規模の課題について議論する必要があるのだろうか。
今年もEUの首脳陣のほかゼレンスキー、バイデン、中国の李強等が参加するとされています。
すでに中国の視察団20人ほどが、某五つ星高級ホテルの安全を調査していました。噂ではこのホテルにプーチン大統領の愛人が住んでいたという。
ダボスは今で言う地球のパワースポットなのだろうか、自宅に戻ったらダボスフォーラムの由来について勉強してみることにする。
(写真はダボスフォーラム会場)
補記:今年は120カ国から2800人が参加したようです。
今日8日は電車で20分、窓からチューリッヒ湖を眺めながら、チューリッヒに出かけてきた。
チョコレートをおみやげに買い(おみやげはこれしかないので)、ランチに大きなソーセジを満喫してきた。やはり1年に一度は散策したい街です。
この電車は2ヶ月に1度くらいしか検閲に来ないが、無賃乗車が見つかると100フラン(約17,000円)、2度目だと160フランの罰金と厳しい、これを3回繰り返すと250フランと警察に通報の重罪になるという。仏の顔も3度までということで、スイスは性善説をベースにしているのだろう。
中央駅プラットフォームのエスカレーターに、右側に両足あと、左側は段違い片足あと、というなぞなぞゲームような足あとがあるので、なんでかなと思いながら降りて行く途中で、ふと気づき、律儀なスイスらしいな〜と、笑ってしまった。(注意すると成田空港にも左がわに両足あとがありました)。
明日は車でダボスまで行くのだが、いったいどんな街なのだろう。
今日3日の午後6時50分にニューヨークを離れ、翌4日8時40分に朝日に迎えられてスイスへ移動。
6時間の時差ですが、スイスにはここでしかない独特の落ち着いた文化がある。1月15日から開かれる世界経済フォーラムの「ダボス」に視察で行く予定でいます。
スイスの娘の家にも干支を贈り、2024年が始まりましが、年頭から衝撃な事件が飛び込んで来て、ユーチューブのニュースに「いいね」を、打ち込めない日々となっています。
1月13日に台湾総統選挙、3月にロシアのプーチンの独裁再選挙、11月にアメリカの大統領選挙と、目の離せない日々となっています。
今年は年頭から荒れ模様ですが、何かあるのが人生で、それらを毅然として乗り越えてゆくところに人類の面目がある。
今年も頑張ってやって行こう。
明けましておめでとうございます。
新年はやはり富士からの朝日でないと始まらない。
2024年は「辰」なのか「龍」年なのか、十二支の中で唯一架空の生き物のため未だどちらにすべきかわからずにいる。
年末に干支の置物を物色した時、笑った「辰」や「龍」を、探したのだが見つからなかった。
私は「辰年」として新年を迎えました。「留」よりも「起つ」の方がいい。
何があっても2024年を積極一環で行こう。
年頭に感謝一念
生きているということは、
決して当たり前のことではない。
何よりも感謝すべきことなのだ。
生きていればこそ、
時として苦難もある代り、
喜びや仕合わせを味わうこともできる。
嬉しいこと、楽しいことに出あうこともある。
生きているという事はいいことだ
こう感じるところに生きる喜び、
生きがいを見出すことができる。
かれこれ思いをめぐらせば、
寝るも感謝、
起きるも感謝、
食べるも感謝、
働くも感謝、
病や不運でさえも感謝、
一切すべてが感謝の対象であるはずである。
この感謝一念の活き方こそ、
人のもつ生命力をフルに発揮できる
積極明朗な人生を作り上げるのである。
安武天風会二代目会長『健康と幸福への道』