李登輝老師の五指山軍師範公墓は、標高699メートルに在り「99」が「久久」と同韻で永遠を意味しています。国家に大きな貢献をした英雄を祀っています。
李登輝の墓は「特勲区」に在り、私ら3人が礼拝するのに3名の保衛軍人がガードし、入口の鍵を開けて彼らの先導で墓地に入いりました。
墓前に立ち先ず安心したのは、墓標に十字架が刻まれ「李前総統登輝先生」、その横に赤字で「夫人李曽文恵」とありました。ここから台北の街並みが一望できる特勲区でした。
合掌しながら、人里離れ隔離された山頂での埋葬を、果たして李老師が望んだものなのだろうか、もっと街中で、誰もが会いに行ける所ではないのかと思ってしまった。国葬なので仕方なかったのか。
翌日に著名人との昼食会があり、みなさんの前で私の思いをつい口にしてしまったら、街中に李登輝記念図書館を、国立台湾大学の校内に建設する計画があるとの事でした。
折よく食事会の隣席に建設実行員会の方がいましたので、「台湾民主の父」として誰もが礼拝に行ける場所をそこに設置してくださいと、私の是非の希望を伝えておきました。
李登輝老師の墓参り(続)
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