「暑さ寒さも彼岸まで」というが、春彼岸を境に暖かくなり、秋彼岸を境に寒さに向うという歳時記です。春には桜と牡丹餅、秋には彼岸花とお萩と生活の叡智がうかがえる。
春彼岸に亡き妻との悲願のデイトです。甥、姪、孫、玄孫と4世代で祖先の墓参り、やがては玄孫が墓守することになる。やはりこの地に納骨をしてよかった。
伊香保温泉の帰りに、高崎上毛野(かみつけの)里に行き5世紀末から6世紀前半に栄えた豪族の古墳とたくさんの埴輪を見学。
この地に朝鮮半島から馬を連れてやってきた渡来人の村の出土品や墓も発見され、博物館に1500年前の群馬の世界が再現されていた。
私の祖先もそうした世界の中で、活きて生き抜いて来たことになる。
春彼岸
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