新陰流新春演武会

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_4928.jpg 先日、新陰流新春演武会を観覧してきました。
 会場に掛けられた二つのお軸「轉」と「懸待表裏者不守一隅」(向かう相手に随って轉変し、一重の手段を施すことあたかも風を見て帆を使い、兎を見て鷹を放つが如し」とありました。臨機応変これが新陰流の真髄なのでしょう。
 アメリカでは空手、柔道、剣道、合気道など普遍性を持って定着していますが、新陰流はマイナーとなっています。それだけにアメリカで新陰流とは興味を持って演武会を観覧しましたが、やはり化石化する文化でした。将来は剣道の範疇に組み込まれて棲み分けされて行くことでしょう。
 それでも新陰流の修行をする真面目そうなアメリカの大人や若い男女がいることが意外でした。どのような切っ掛けなのか、なんの縁なのか、はたまた前世があるとしたら武士なのかと考えてしまった。
 アメリカは何の文化も受けいれる若い国です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/1125

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2023年1月16日 05:34に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ペリー来航」です。

次の記事は「星条旗、インドと中国」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。