北京にはこれまで3回行きました。1度は敦煌シルクロードを旅する時に通過、2度目は中国と北朝鮮の国境沿いにある白頭山へ行くために1泊でした。
2002年11月に3度目の正直で北京観光しました。この時に毛沢東の肖像写真が掛けてある天安門と、広場に在る「毛沢東記念堂」に行き水晶の棺に保存されている遺体を見てきました。天安門広場は血に染まった怨念の場所でした。
その時に決心したことは、この2つがある限り北京に再訪しないと決めました。いかに建国の父とはいえ、7000万人民(一説)を犠牲にした毛を、いったいいつまで崇め祀るのだ。中国は毛の肖像を下ろし、遺体を湖南の故郷に埋葬させない限り、新生中国など望めない。
ところが習近平は毛を崇拝し、やがては天安門に毛の写真の横に習の写真を並べかけない妄想に取り憑かれている。しかし、毛には実績とカリスマ性があり、黙っていても怖い迫力があったが、習にはそれらが何も無い。
どうやら新生中国は再び動乱と貧困を経て、次の次の世代まで待つしかないようだ。
「革命いまだならず」(国父孫文)。
しんちゃんの天安門
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