本著書は私の恩師、野島嘉明先生が1981年3月に出版された本です。私の後輩が校正しています。この10年後の1991年にソビエト連邦が崩壊しました。
ソ連など恐れるなと警鐘を鳴らし日本も巻き込まれる公算も高い危機対策として太平洋防衛軍の創設まで言及していました。更にむすびにソ連からの危機で、「日本国民の精神的自覚がなされることによってのみ、憲法改正の問題も、民族の生存と発展の方途として論議されうる現実的場が与えられるのである」。40年後の日本はどうか。
名の知れた著者でないため注目されず話題になりませんでしたが、ソ連の崩壊を10年も前に予測していました。当時、私は先生の慧眼に敬服したものです。
太平洋防衛軍構想はインド太平洋軍へとつながっています。もし、先生がご存命でしたらきっとロシア連邦の崩壊を、民族のDNAから分析して10年前に今を予測していたことであろう。
そして、私がいま恩師にお聴きたいのは、では中共はいつかという問いです。惜しむらくは師は10年前に霊峰富士の裾に永眠されています。今年の5月にお墓参り考えています
ロシアなんか怖くない
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