ウクライナからの教訓

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 ここでは善悪と結果を度外視ししますが、世界史はつねに一人の狂気によって創られる。
 日本は(私を含めてですが)、戦後体制から脱却、北方領土返還など綺麗事を言っていたが、所詮はお花畑の夢物語に過ぎなかったことを、今回のプーチンの狂気で知らされた。
 欧米も然りだが、民主、自由の美名のもとに長いこと平和ボケになってしまい、冷酷の現実から目を反らせてきた。
 平和を乱すプーチンは迷惑だが、戦後の冷戦体制、日本でいう戦後レジュームの打破に武力で向かった。やはり武力でないと打破できないものだ。
 ここで見えくるのは北方領土返還など、先方は鼻から考えておらず経済援助を引き出すための口実で、日本などちょろいと舐められたものである。それどころか北海道も取られかねない。力による現状変更を狙う中共も同じこと、いや日本を属国にしようと狙うのだからさらにひどい。
 日本はこの機会に冷酷な力による国際政治を、はっきりと見据えて対処すべきです。ウクライナ侵略戦争後に、またお花畑に戻り惰眠を貪るようならこの国に未来はない。
 平和には「菊と刀」、菊を守るために剣も必要となる。

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このページは、三休が2022年3月 5日 02:41に書いた記事です。

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