今週は元朝日新聞記者で台湾駐在員だった野嶋剛著「台湾とは何か」と再熟読。
台湾の趨勢を深く掘り下げ、実によく研究されています。ただ優れたルポーターですが、それ以上には踏み込んでいません。台湾を理解するには貴重なお薦め本です。
2016年出版までの台湾情勢ですが、いま再読しても鮮度が落ちていません。この方の蔡英文総統以降の最新版を期待したい。
これからは李登輝著「新*台湾の主張」(92歳時)の再読に入ります。こちらは政権内からのノンフィクションです。
読み始めると多くのページに青ペンの線引きがあった。7年前に引いた箇所だが、その多くに引いた記憶がない。でも全ての箇所が頭の中に入力されていた。
著書でしきりに「新台湾人」の誕生を主張していますが、これは天才プログラマーであるオードリータン(唐)のような人材の出現なのかと思う。台湾はこのような人材が豊富です。
明日から共同通信社の元記者ある酒井亨著「台湾したたかな隣人」の再読に入る。
今すぐにでも台湾に飛んで行き「台湾有事」の緊張を共有したいのだが、コロナの影響で叶わずそのガス抜きに書籍を読み進めています。
新*台湾の主張
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