2021年12月アーカイブ

12月31日

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12/31.jpeg 今日の仕事納めをもって我が社を整理しました。
 長いこと仕事をしていたので、整理を決めてから2年かかりました。後は1月にコンピューターを締め、3月の税金申告だけになりました。
 最後の2年間は武漢ウイルス非常事態宣言のなかでも、自己の本分として1日も休まず出荷を続けたことを誇りにしての退場です。
 「箱根山 籠に乗る人 かつぐ人 
          してまた草鞋を 作る人」
 しばらくは籠に乗らせてもらい、してまた草鞋を作り始めます。
 3月に事務所と倉庫を人様に譲ることになりますが、朝陽はいつまでも私の思いを照らしてくれると思う。
 さて「ゆく年くる年」、みなさんどうぞよい新年を、お迎えください。

 武漢ウイルス感染騒ぎはいつまで続くのだろか、いい加減にしてもらいたい。
 如何に生物兵器漏れウイルスでも尾身クロンまでくればインフルエンザなみで、予防接種すればいいだけと思うが、まだ専門家からその声を聞かない。
 たぶん北京冬季五輪まで騒ぎが続き、後はブースター効果が出たとのことで、国民に真相がバレないうちに幕引きになるのではないか。
 我がニュージャジー州では、感染者がここ2週間平均で13,000人を越えていますが、話だけで非常事態宣言もなく近くのスーパーに行ってもマスクをしている人は半分ほど、また感染者は入院せず自宅療養で家族とは濃厚接触のままです。
 世の中いったいどうなっているのかと思うが、もうみんな腹の底ではインフルエンザなみと感じていて、国民誘導のその手には乗らんぞと思っているのではないか。
 蛇足ですが、メルク製薬からインフルエンザ治療薬程度の飲み薬も出ましたが、メルク社は我が街に在ります。我が州にはJohnson & Johnson をはじめ大手製薬会社が集中しています。
 もうこのへんでいい加減にしてもらいたい。

冬至/一陽来復

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IMG_2517.jpeg         (「今半」料亭の前菜)
 我が家は東側に面していて、2階は大きな窓のことから1年中「朝陽のあたる家」になっています。
 ただ冬至の時期だけ太陽が大きく南方に傾くため家の片隅にかくねてしまい朝明けだけになっています。ですので一陽が来復してくるのを待ち遠しくしています。
 光の子とされるイエスキリストはこの日に生まれたとされ、今年も各家のクリスマスのイルミネーションが心を温めてくれています。
 我が家も3年ぶりにクリスマスの飾りに電灯をつけて聖夜と新年を迎えています。

IMG_2512.jpeg 今年も友人から故郷の原風景が送られてきた。
 幼児教育とはすごいものでして、この写真を見ると反射的に上毛カルタの語り;
   「紅葉に映える妙義山」
   「浅間のいたずら鬼の押出し」を、誦じられる。
 そして、この山の麓に「日本で最初の富岡製糸」とつずく。
 小学生の時、私は毎年おこなわれたカルタ大会でいつも1位だったが、今思い返すとあれは絵で覚えていたのか、カルタの一字を覚えていたのか、どうなのだろう。どうもそれだけでないような気がする。カルタを読みあげる人のカードを、その前にかなりの確率で先読みしていたのではないかと思う。
 いずれにせよ幼児教育は侮れぬものだ。こうして郷土愛も生まれる。

追記;今年最後の満月は実に見事でした。惜しいことに運転中のため撮れずにいたら、日本の友人が納めてくれていました。
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我が倉庫

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IMG_2511.jpeg 当地は今のところ例年にない暖かさです。もうすぐクリスマスというのに日中は4度から6度くらいになっています。
 それでも外で散歩するには寒いので、もっか倉庫を運動ジムに早変わりさせグルグルとハムスターのごとくに歩きまわっています。
 事務所と倉庫は来年3月の開け渡しになっていまして、売り物件リストにのせたら翌日に売値で決まりました。まだ契約書を交わしていないが成立すると思う。
 物件を視察にくるブロウカーが、倉庫のドアを開けた瞬時に共通して「ベリークリーン」(清浄だ)と言います。そう、司馬さんやコンマリが言う「片隅をきれいにすれば、そこに神がおわす」のです。
 かれこれ27年間もここで仕事をしていましたから、いざ手放すとなると愛着を感じてきますが、大いなる勇気と大いなる決心で予定通り進めています。

 ロサンゼルスは異質なアメリカだ。
 中国人、韓国人、フィリピン、ベトナム人、日系人など、アシアン系が約9%の人口構成を占めている。
 今回は私用でモントレーパークの広大な華人街にある「国際華人服務中心」に行き某書類の作成した後、満席の香港大衆料理店で本場の味を楽しんできた。どちらも香港よりもホンコン的で、まるきり香港。
 香港人から華人となったいま、故郷が人権弾圧でたいへん時でも、そんな事はおくびにも感じさせず、ひたすら料理を頬張っている。
 共産政権などどこふく風で相手せず。彼らにとってお腹がいっぱいになれば、そこが「住めば宮古」なのだと思う。華人はどこであろうとそこを「宮古」としてしたたかに活き残る。

IMG_2492.jpeg 私用でロサンゼルスに2泊3日で来ています。
 昨夕は太平洋に沈む夕陽を見ながらタイ料理を楽しみました。今朝は6時48分に昇る朝陽を日拝できました。明朝も楽しめるようです。
 以前ロスに6ヶ月ほど生活したが、朝陽を楽しんだのは初めてです。この豊な街は毎日ほぼ90%が太陽と青空ですので、陽光の恵に麻痺していることは残念です。
 今日はだだっ広く続くどっしり生活に根付いた中華街を見学し、違った中国を見ました。彼らは中国人と言うより華人と称した方がふさわしい。華僑でもなく華人です。彼らの生存力、生活力の強靭さを再認識させられた。
 ロスには違ったアメリカがある。

71WOpNkH0UL.jpeg 知人から1994年出版いらい愛読しているという、足立幸子講演録「あるがままに生きる」が、再発行されたとの連絡を受けて拝読。
 たいへんスピリチュアルな本なので、私はあまりこの種の書物を読むこともなく、ブログに紹介するにも一瞬のためらいがありました。
 著者自身も無理して読まなくもいい、目についたところだけ読み流してもいい、その中で一つだけでも記憶に残るものがあればそれでいいと言っています。まさにあるがままに読めばいいとあった。
 私はお説の如くに読み進めましたが、女性の視点でなければ書けない「進化したセックス」の章に目を覚まされました。この著書はここだけが光っていました。
 マザコンの都市伝説のようですが;古代から埴輪にも見れれるように女性は赤子を産む豊穣のことから、「女性は宇宙から直接エネルギーが採れますが、男性は直接は得られない、それで男性は女性と抱き合うことによってエネルギーをもらった。それだけでエネルギーの交流が起こりますから、本来抱き合うだけでよいわけです」。
 霊魂の交流というセックス、果たしてこれって進化なのか退化なのか、著書に登場してくる宇宙人にもう一度聴いてみたいものです。

 日本とアメリカの水際対策の違い。どちらの対策がいいのかわからないが違いだけを書いておく。
 羽田空港と成田空港と2度の入国を経験したが、到着から広い空港ゲートを歩かされ、機乗前のワクチン接種とPCRの結果は無視され、新たに唾液のPCR検査と厚生労働省の誓約書とアプリ「MYSOS」を携帯にダンロードし、2週間の自宅待機となります。それからPCRの結果待ちでおよそ2時間半から3時間を拘束されてから通関。この間に空港内で3密感染リスクです。
 一方のアメリカは、日本の空港カウンターでチェックイン際に、PCR検査とワクチン接種証明書、アメリカ政府への健康状況の申請書を要求されて出国。この時点で水際対策がクリアされアメリカ到着までに日本からその通達があるのだと思う。到着するといつもの入国申請も荷物検査もなく、パスポートを見せるだけで通関、この間に混まなければ三密もなく15分前後です。
 日米の水際対策の責任所在の違いだが、どうなのだろう。何はともあれ「自己を守るのは自己」なので、主体性を堅持したいものです。

運命を拓く

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9152GVoNzOL._AC_UY218_.jpg 12月4日になって厚生労働省の自宅待機アプリから解放された。
 11月に3週間だけ規制が緩和した時に帰省できたのは幸運のタイミングだった。思い立ったら積極的に行動することだ。
 そんなことで10日から12日までロスアンジェルスに出張してくる。今回は機内で医療用のマスクをして行くつもり。これは「残心」で最後まで武漢ウイルスに油断しないためです。
 カルフォルニアといえば、2021年「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた大谷翔平選手、稀代な偉い若者です。日本のテレビで紹介された彼の愛読書のなかに中村天風の書籍があったことで、いま若者の間で注目されているらしく、今回の帰省の折に何人かの知人に、あれは「私のいう人か」と問いただされた。
 「有花自然香」、なにを今さらなのだが、いい気分でした。大谷選手を立派に育てた親の顔が見たい。

習クロン株

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IMG_2458.jpeg 昨夜7時(日本時間11/2午前9時)に、厚生省のアプリで「現在の待機場所」「健康状況」「本人確認の顔写真」を、報告せよとのメールがきた。ご苦労なことにアメリカに戻っても2週間自宅待機が12月4日まで続くようです。全く現実について行ってませんが、私も自宅から真面目に返答しています。
 29日のブログで「尾身クロン株」と揶揄して書いたが、WHO保健機構は次の次の新変異株がギリシャ語でクサイの「Xi(習)クロン株」なる事を忖度しこれを飛ばすようです。「尾身」はよく「習」はダメという洒落にもならない力関係ですが、まぁこんなことはどうでもいい。
 中共は北京五輪ボイコットの動きを牽制し、「中国は東京五輪開催を全力で支えた。日本には基本的な信義があってしかるべきだ」と、日本が外交的ボイコットに同調しないよう求めた。
 何が基本的な信義だ、いけ図々しい。ならばその前に武漢ウイルスの拡散で、東京五輪に多大な迷惑をかけた謝罪すべきが信義というものだ。彼らに「謝罪」という言葉が無いのでもとより無理な話であるが、中国は上からの視線か下からで、対等外交ができないジャイアン君。
 よくしたものでして北京五輪の頃に「習クロン株」だと思う。日本は信義や謝罪など我関せず、天の采配にお任せすればいい。

11月の顛末

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11:24.jpeg ブログの不具合で更新が12月にずれ込んだが、29日にアメリカに戻ってきた。
 新型コロナ変種株オミクロンの緊急水際強化対策で、30日から1ヶ月の入国制限が始まるギリギリでしたので出国まで少々緊張した。決して民族差別ではないのですが、インド系の乗りつぎ乗客が多くこれにも緊張でした。
 前回の体を成さなかった帰省の再挑戦でしたが、絶好のタイミングで入国し、予定をほぼ完璧にやり遂げた。幸運にもこのタイミングに「帰省」を逃したら、当分の間は入国を「規制」されてしまう。
 相変わらず馬鹿げた2週間の自宅待機で警告が1日4回ほどきたが、ルールを守りながらもマイペースを維持できた。羽田空港で搭乗する機内にまで自宅待機の警告がきたが、これもルールを守りながら無視。
 アメリカに戻って興味本位に待機場所を報告したら「アプリは日本国内だけ通用です」ときた。にもかかわらず夜の7時になって「現在の健康状況」「本人確認写真」「現在地確認」と、規律違反の通告メールがきたが、後の祭り。 
 感謝祭に遅れてしまったが、29日に恒例の2021年ボジョレーヌーボを買い込んで知人にプレゼントし、爽快に12月に入る。
 この一年に感謝して、乾杯!

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