ず〜と気になっていた知人と30年ぶりに再会。
私の自宅とオフィスを改築してくれたイタリアン系アメリカンとの再会でした。彼はいい仕事師でした。
彼が建て売り住宅のビジネスで成功していた時期に知り合い、これから私と一緒に仕事やろうと家族つき合いを始めた矢先に、不動産バブルが弾けて会社が銀行管理になってしまった。彼とはそれ以来なんの音沙汰もなく30年がたちました。
彼はその後フロリダに隠居し、8月にこちらに来られるとのことでしたので、その折にぜひ会いたいと連絡をしておきました。彼は私に対したいへん申し訳けないと思っており、私はそんな事は少しも気にしておらず、一度会ってお礼を言いたかったわけです。
こうしてイタリアンレストランで再会となりますと、彼は私を抱きしめイタリア式に頬と首筋に口づけして再会を喜んでくれた。まさにコロナも恐れぬゴッドファーザーの世界です。
横にいた奥さんはその様子を眺めながら目に涙をためて喜んでいた。人生は山あり谷ありですが、お互いに誠意さえあれば再会もまた楽しからずやです。
2日後に奥さんの詩集「キッチンの窓辺から」が届きました。
キッチンの窓辺から
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