今週は小林美元著「古神道入門」―神ながらの伝統―を拝読。
「日拝」を始めるとその延長線上で古神道にたどり着く。著者は古神道を「縄文神道」とも書いてましたが、うまい名称です。古神道を淡々とわかりやすく解説しており入門書として秀作です。そのためか初版は平成10年ですが版を重ね、第9刷は令和3年になっています。
神官でもある著者は平成16年に帰霊していますが、「古神道で霊性を高め自己の人生を芸術へ昇華して行く」という名言を残しています。また、21世紀は古神道が地球文明の原理となるとし、日本民族はその霊性文明を生み育てる使命を担っていると結んでいます。
ここでも太陽エネルギーを頂く「日拝の行」を、黒住教として紹介されていました。私は「日拝」を、太古代神道、縄文神道でもいいのだが、もっと宇宙へ普遍性を持たせ「太陽信仰」か「太陽神道」にしたらどうかと思う。そうした表題の本があるのかアマゾンで調べたら、一冊だけ恩師と私の共著「超古代巨石文明と太陽信仰」が検索されてきた。なんてことはない遠回りしたが、これも平成10年の出版に里帰りでした。そして手前勝手な空想ですが、小林美元神主も同じ道を行く者として、題名だけでも目にしてくれていたかもです。
目下「超古代巨石文明と太陽信仰」は手元にあるので、「日拝」黒住宗忠に学ぶ自然体「いのちの教え」を取り寄せ中。
古神道入門
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