今週末は長堀優著「いざ、霊性の時代へ」―日本が導くアセンションへの道―を読了。
時折スピチュアル系の本を読むのだが、今回は武漢コロナ以後の生活環境の変化は、霊性時代の幕開けになるとのことで読んでみた。
「夜明け前の闇が一番深い。人類が危機を迎えている今、私たちは魂の総決算をする時期に来ている」と言う。そして導入から「日月神示」別称「一二三神示」の予言書から入り、各章の合間にもこれを引用しています。その主旨があまりにも現代の世相を言い当てているからとのことです。
予言では一二三(ひふみ)の世が過ぎたら、三四五(みよいず)の世相になり、それから五六七(みろく)の世が現れる」とのこと。五六七(コロナ)が、五六七(弥勒)の橋渡しになるという。五六七をコロナとの語呂遊び誠にいただけない。私にとり五六七(コロナ)とは、けしからんことである。
もうこれだけで読む気が失せるのだが、忍耐強く読み進めると内容は真面目でよく書けていました。「一二三神示」の引用は不要に思う。内容は立派なのだが、それでは如何に霊性を発現するのか曖昧になっている、著書を読んで日本の現状を理解してもそれだけで終わってしまう。霊性の発現の必要性は、もうスピルチャルな言葉の遊びを超えている。著者に更なる研鑽を期待したい。
いざ、霊性の時代へ
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