米中は似た者同士

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IMG_1675.jpeg 米中は似た者同士。かつて戦禍を交えたこともなく、これからも交える事もないだろう。いずれも大衆国家で違いと言えば資本主義と共産主義の成れの果て袋小路。
 3月19日アラスカでの米中会談で、楊潔篪があれほどアメリカを叱責し悪態をついても、彼の妻と娘はワシントンとニューヨークの豪邸に住んでいる。王毅にしても娘が留学しかり。彼らは2年後退職の保身のために独裁者と国内に向けて大芝居、双方の演技にしらけるばかり。
 今日配信の福島香織ウェブマガジン「中国趣聞」(チャイナゴシップ)を見ると、フォーブスが発表した2021年世界富豪ランキングの4割を中国の富豪(共産党幹部)が占め、北京の億萬長者は100人で、ニューヨークの99人を超え世界一の都市になった。その影に貧富層7億人の月収は32000円を満たさず、これが共産国の成れの果て。
 一方のアメリカはアマゾンのジェフ・ベゾスが連続4年世界一、テスラ車のイーロン・マスクが2位。さらにビックテックのCEOが続742人と世界一富豪の多い国だが、中国人も698人と接近している。
 在米の秦偉平のコメントは、「ニューヨークの富の総量は、北京の800億ドルを越えているが、北京は富がより少人数に集中し、庶民が富を奪われて、社会構造のバランスが崩れている。貧富の差はますます拡大している」。さらに「かくれ富豪を加えれば、おそらく中国の富豪数は米国を越えているであろう」と指摘。
 アメリカも大富裕層10%が、家計資産合計の70%を所有と資本主義の成れの果て、まぁ、どっちもどっち。

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このページは、三休が2021年4月10日 04:39に書いた記事です。

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