先日4フッドの大型トラックが、自社に荷物を取りに来ました。その後ろのドアに"If you can't see my mirrors I can't see you"(あなたが私の鏡を見ることができなければ、私はあなたを見ることができません)。とあった。これは私がこれまでにたくさんの標語を見た中で、最高傑作と思っていたので写真を撮らせてもらいました。
聖書の一節からの引用なのか、ここで「鏡」を神にたとえて、私のレベルまで量子論を落として語って見たく思う;
西洋ルネサンス以前ですと、鏡の賜る教義通りに運転します。ルネサンス以後ですと、鏡に向かい人間の意思で運転すると宣言します。20世紀になると鏡が見えなくなり無謀運転です。
21世紀の量子論では、鏡に見える私は粒子であり「空即是色(物)」、鏡に見えない私は波動の「色即是空(心)」となり、どのように運転するか不確定性になります。
ここで量子哲学は、西洋思想の基盤であつた「物心二元論」から、東洋の仏教思想の「物心一元論」へと融合して来ますが、同時に量子運動の不確定性が、今日の現代社会の混迷となっています。その上になんとも出来過ぎた事にトラックの運転手はインド人でした。
さらに、神道では御神体が鏡ですから、そこに自分の魂の底にある神性を映し出し、本来の自分の姿を拝し、トラック運転手と調和しながら安全運転となります。
日曜の朝、目が覚めるとこんなことが思い浮かびました。これにて量子論を一段落します。
量子宗教
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