山田廣成著「量子力学が明らかにする存在、意思、生命の意味」を、超快速で読み終えた。
何せ著者からご丁寧に、この章はお前の頭脳では無理だから、飛ばして構わないとあるので、各駅を停車せずに通過して読了。もっとも私は高校時代に物理の試験は白紙回答でしたので、むべなる哉。
それでも岸根卓郎氏の量子哲学の下地があったので、いくつか光る文章を見つけたので書き出してみました;
「量子論が誕生することで、従来の唯物論と唯心論が統合されて新しい量子哲学が誕生した」
「進化論は一神教の文化が作り出した学説である。一方、多神教の文化は淘汰という思想を持たない。すべての個体は神であり意志を持ち、進化する努力をしている」
「新しい文化は量子力学的文化であり、対話原理を基調とする文化である。電子が対話し、蛋白質が対話し、細胞が対話し、木々が対話し、人々が対話し、宇宙が対話する新しい多神教の文化である」
「量子哲学が21世紀の思想になれば、もはや唯物弁証法、ニュートン力学的、機械的唯物的弁証法、また、資本主義も共産主義も社会主義も、そして進化論も20世紀の遺産となり、共存に対応した量子論的弁証法を確立する時代となる」
「第一のルネッサンスは人間復興の時代であった。第二のルネッサンスは自然復興の時代である」。
ここら辺りから岸根量子論、「心の文明ルネッサンスの牽引役として、日本の出番がやって来た!」と融合して来ます。
量子哲学
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