友よ

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512vGaiwcIL.jpeg 毎日アメリカ大統領不正選挙のニュースを追い、追えば追うほど闇がさらに深く広範になり、もはや私の想像と分析力の域を遥かに越えてしまい目眩がしています。
 偶然にも執行草舟著「脱人間論」(出エジプト記)が、今のアメリカの状況を如実に描いているので、トランプ関連ニュースと並行させて熟読しています。
 ただ、この著書は読んでいるとすぐに疲労を覚えるので、合間に同氏が45篇の詩歌を紹介した「友よ」を拾い読みしていたら、こちらが面白くなってしまい道草してしまった。氏の魂に訴える高貴な知性が実にいい。
 執行氏は読者が理解しようがしまいがお構無しに一方的に書き殴ります。歴代の偉人や詩人、肝心を「友よ」といい放す自信と大胆さ、しかも分厚く高価なのです。私はこうした手前勝手の本を、果たして出版する価値があるのかと考えていましたが、この著書を読んでやっと価値が理解できました。2冊とも講談社ですが、こうした高貴の知性を世に問い、忍耐強く出版する編集魂に敬意を払いたい。
 さて、また「脱人間論」に回帰です。

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このページは、三休が2021年1月16日 00:21に書いた記事です。

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