8月は中共の権力闘争の山場となり目が離せず、ユーチューブで1日3時間ほど情報を見ている。
このところ多くの情報は、中国人からの発信を検索しています。やはり中国人の発信が鋭く迫力があり、日本の中国研究家が霞んでしまう。私の持論「中国の事は中国人に任せればいい」、とても我々の手に追えるものでない。
前ブログのアグネス周さんの写真に次いで、今日は中共エリート幹部育成の教官で、中央党校を40年以上勤務して退職した蔡霞教授の写真を掲載しました。やさしい顔をしていても中国の女性は怖い。
蔡霞教授の6月の発言を、福島香織女史のメルマガからそのまま引用します;
「中共は政治的ゾンビであり、習近平はマフィアのボスだ」
「私個人の見方だが、国家主席任期の憲法改正以来、この党は事実上、政治的ゾンビ(中国でいうキョンシー)になってしまった。憲法修正は明らかに党内のプロセスにおいて非合法であり、18期三中全会を人質にして、三中全会の二日前にいきなり任期撤廃を言い出した。三中全会は犬の糞を飲み込むように行われ、多くの中央委員会の中誰一人、この問題に意義を唱えることができないままであったのは、つまり、もう党は死んでいる、ゾンビと同じということだ」
「一個人、主要指導者のひとり(習近平)は、ナイフを突きつけ、けん銃をかざし、体制本来が作り出した官僚腐敗を手のうちに捻り潰し、党内には、幹部を含めていかなる人権、法治の補償もなくなってしまった。9000万人の党員は、奴隷、個人の道具に成り下がったのだ」
「習近平は完全に、マフィアの大ボスのようなものだ。好きなように罪を定める。実体経済を支えなければ、罪となり、中央を批判したら、罪となり、党に誠実でない、といえばこれも罪に問われる。どこに法治の要素があるのか。政党はどこに政党の感覚があるのか。完全にマフィアのボスのやり方だ。思うままに、手下を奴隷扱いし、すきなように処罰する。だから、私はこの党はすでに政治的ゾンビだというのだ。...全党が一人を中心に回る。これを政党とよんでいいのか?もはや政党ではあるまい、彼はやくざの親分にすぎない」
以上、「中共はすでにゾンビ、もう死んでいる」と、実に手厳しく本質をついた発言です。
この事により蔡霞教官は国家の栄誉を傷つけたと、党籍剥奪処分を発表し退職者に与える年金その他恩給の権利も剥奪されることになった。蔡霞はすでに米国に移住。
蔡霞「中共はもうゾンビ」
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