仕事の合間に「宇宙のパワーと自由にアクセスする方法(実践編)」を読んでみた。「アクセス」の語彙が気に入り、新刊と思って購入したが1914年出版でした。
インド人の宇宙観と瞑想法はいつでも面白い。著者は1日2回、朝夕20分の瞑想を勧めていました。瞑想の目的は、己の魂を宇宙パワーにアクセスすること。「瞑想で得た直感的知性は、理性的思考の世界にあるどんなものより正確で明確です」と説いています。
最終章パート5の「あなたの幸せの見つけ方」は、爺々と孫娘との詩的な対話から始まり「星の王子さま」を彷彿させます;
「幸せの風は常に吹いている。あとは私たちが帆をあげるかどうかだ(ラマクリシュナ)」。
「君が果物や野菜を食べる時、それは太陽や星や月の光がつくった食べ物を食べているんだ。君がごはんを食べる時、君はその星たちの光を取り込んで体を作っているんだ。全部光からできているんだよ。君は光の存在なんだ。君の体は光からできているんだ。」「君の目も光からできているんだよ。星たちが君の目をつくったから、星たちを見ることができるんだ。」
インドの思考は垂直の空に向かい、中国思考は現実の水平となり、この垂直と水平思考を調和させてのが薬師寺東塔の「凍れる音楽」の日本文化となるが、「瞑想の音楽」と表現したほうがより相応しいかと。
宇宙パワーにアクセス
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