今日3月6日に武漢肺炎の感染拡大を防ぐため、3月11日に予定していた東日本大震災の追悼式典を取りやめを閣議決定しました。仕方のないことですが、同日に門田隆将原作「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」の邦画「Fukusima50」が封切りになり、今年はこの映画が追悼になりました。
2011年3月11日に発生した東日本大震による大津波で、制御不能となった原子力発電所に残った作業員50名余が、決死の覚悟で水素爆発を防ぐために奮闘した5日間を描いた実話。日本人の持つ自己犠牲の美意識と彼らの誇りが描かれている。
ただ折角の封切りが、武漢肺炎の影響で観客数に影響が出てしまうことが実に惜しい。観客席を隣一席ずつ空けるというが、空けた分だけ長期放映になればいい。彼らの懸命な健闘に感謝と敬意を込めて鑑賞したい映画です。
なんでまたして3月危機なのか、福島原発の3.11と武漢肺炎の緊張感が、デジャービュのようにダブついてきてしまう。
Fukusima50
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