週末に馬渕睦夫著「2020年世界の真実」を読んでみた。こういう憂国の著者がいることは有り難いことです。
表題にもあるが「百年に一度の大変革期が始まっている」ことは直接肌で感じています。世界の動向と為替の動きを見て、いったいどこへ進んで行くのか全く読めなくなってきています。まさにカオスです。
馬渕氏は例によってアメリカのグローバリズム+ディープステイトVS ナショナリズム+自国ファーストの相克で、2020年に前者が敗退して勝負がつく分析しています。
しかし、事はそんな単純でなく百年に一度の大変革がたった1年で勝負がつくわけがなく、このまま30年は大激動期の中で日本がいかに生き抜いて行くかになります。
馬渕氏はいつもディープステート悪者説ですが、両者は織り成す縄のごとくで、いま日米両国と(ロシアではない)ディープステートが共闘して、中国とやがてその同盟国となるロシアの覇権に対峙しています。私はこれ以上中国の暴走と覇権を阻止するためにもこれを好機と捉えています。
2020年世界の真実
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