9月末に読了を予定していた「オンリーラブ」ー愛だけがーを、一気読みしてしまった。
『ヨガとは瞑想により心を霊化させ神の愛と一体になること。瞑想することこそ、あらゆる真の信仰が最後にたどるべき神への本道』としています。
著者はヨガナンダの愛弟子で、400ページ近い大著のほぼ毎ページに「瞑想」の語彙があり、一貫して瞑想をすすめていました。私はこれほどの大著なのに瞑想だけを語った本を知らない。瞑想、瞑想、瞑想のすすめ、ここまで徹底すると立派なものです。
「瞑想により赤子が泣きながら生母を探すがごとくに神を求めよ」としています。天風哲理の大乗ヨガと違い小乗ヨガですが、読み進めて行くにつれ心が霊化してきます。著者は「神」として神仰なっていますが、これを「宇宙霊」に置き換えれば天風哲理となります。「宇宙霊」とせず「インドの神」にしてしまったところが惜しい。私はすべて「神」を「宇宙霊」に置き換えて読みすすめました。
私は凝り性で、ヨガナンダと愛弟子の著書を読みましたら、その教えを説きヨガナンダを世界に送り出した、スワミ スリ ユクテスワの著「聖なる科學」に興味がわき来週から読書に入ります。
インドの精神世界の深さに感嘆します。それに比し近代中国はなんの精神世界を産み出せなかったことはさみしい限りです。共産主義の貧困さです。
「神仰ヨガ」瞑想のすすめ
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