神なき21世紀の精神的な空白、心の隙間を癒して行くのは、日本の神道(自然信仰)とインドのヨガではないかと考えています。
そんな問題意識から「あるヨギの自叙伝」を熟読しています。目下、33章の330ページまで読み進すめ、古代インドの神秘な精神世界に圧倒されています。ヨガの流れをくむヒンドー教は、イエス キリストや仏陀まで飲み込む底なしの懐の深さです。両者もヨガの覚者だという強い誇りを持っています;,
『私が死んで(1895年)から50年ばかり立つと、西洋でヨガに対する関心が高まり私の伝記が書かれるようになる。ヨガの福音はやがて世界中に広まって、人類の真の同胞愛を確立するうえに大きく貢献するだろう。すべての人々が唯一の神(宇宙霊)を直接体験することによって生ずるお互いの一体感こそ、真の同胞愛なのだ』『ヨガナンダよお前はその福音を広め、ラヒリ マハサヤの神聖な生涯を世の人々に伝える役目を果たさなければならない』)。果たして50年後に「あるヨギの自叙伝」が出版されています。
ヨギ聖者の言葉はそのまま天風哲理と重なります。神道とヨーガ精神が、21世紀後半の精神文明の基盤になって行くと思う。そんな事で先ず一読をすませたら、次は傍線を引きそれを書き出しながら再読に入る予定でいます。
ヨガの宇宙霊
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