中国製造2025の衝撃

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thumbnail.jpeg マキャベリの「君主論」に「隣国を援助する国は滅びる」という名言あるが、これは日本への警鐘です。
 日本は長い平和にどっふり漬かり(これ自体はいい事でもあるが)、いつの間にか隣国から差し迫る大きな脅威に対し、反中だけのダチョウの平和化してしまっている。
 この著者「中国製造2025の衝撃」は、文字通り中国からの衝撃を受ける警鐘の内容になっている。これでも平和呆けから目覚めなければ日本はやがて中国のチベット化してしまう。日本は迫り来る国難に丸腰のまま相撲でもとる気なのか。
 第一人者の中国研究家である遠藤誉女史の新刊を必ず読むようにしているが、この著書ほど中国共産党の脅威と実力を冷徹に見つめ、決して侮るなかれと警鐘を鳴らした著書はない。中国は2049年の共産党建国100年までの国家目標を定め、国策として習近平以前の2008年からの「千人計画」で世界中から超優秀な華人を膨大な金でハンターして開発し、それを背景にした世界制覇「中国の夢」2025年になっている。しかし、これは習近平だけの夢でなく6年先の中国の夢です。
 著者は「あとがき」で、中国はすでに「一帯一路」だけでなく、空でつながる「一帯一路一空一天(宇宙)」まで、陸、海、空、天と宇宙制覇の野望を視野に入れている。すでに世界に先駆けて量子衛星打ち上げ、量子暗号通信と量子コンピューターの開発に成功している。もし、2025年までこのまま彼らの独走を許せば、野望は夢でなく現実になり、隣国の夢は日本の悪夢と化す。 
 すでに彼らの「中国の夢」が手に届くギリギリのところで中国の挑戦にトランプ政権と国会は、そうはさせぬと毅然と立ちはだかりました。
 さてダチョウの平和の日本はどうするのか。 

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このページは、三休が2019年4月18日 00:44に書いた記事です。

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