人間が五感感覚で見ている世界は、宇宙全体の5%ほどで、物質の姿をとらない波動の見えない世界が約95%です。また人間に見える波動の世界も狭く七色の可視光線の範囲に限られ、音の波動世界も限られ可聴音の範囲もピアノの音域より少し広い程度です。ですから瞑想とは、無念無想になり見えない宇宙の姿を心眼で見、声なき宇宙の声を心耳で聴く法です。
見えない四次元の時空を量子論からみますと、深い瞑想で日常の三次元世界を超越し、すべての対立が統合された四次元世界と同化することになります。思考は三次元の時間の中で行われるが、瞑想は時間を超えた四次元世界と同化します。三次元世界の見える物質のこの世と、四次元世界の見えない波動のあの世は、相補化していて一体であり三次元世界の万物の素粒子は、四次元の空の波動に同化した存在になります。
時間が停止している四次元世界では、過去、現在、未来の区別なしに一括して存在しており、時間が経過する三次元世界に住む私たちが、瞑想することで四次元の実相を見ることができれば、私たち各自の永遠の宿命を時間の経過とともに三次元世界に時系列に運ばれてくる運命についても知ることができます。そして瞑想することにより四次元世界の先験的な情報が、三次元に住む私たちの心と一体になることで、直感、予知やテレパシーや共時性などの超常現象が起こることになります。
天風哲理の瞑想では:「安定の打坐密法の真諦は、心耳を澄まし空の声聞く。心をば虚空の外に置きかえて(三次元から四次元へ)、五感気にすな(五感覚を超えて)打坐の妙法、心をば静かに澄ます空の空」と四次元の空の宇宙霊と一体化します。空が有を生成させる母体であり空と有は一体であり、瞑想することで「我は宇宙霊と一体なり」となります。
小宇宙の人間が大宇宙と一体となることで宇宙の意思(心)を知ることになり、量子論でいう瞑想によって電子の波動を捉えることができれば、電子の波動を制御できると同時に小宇宙の創造者にもなり得ることになります。
量子論からみた瞑想
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/553
月別 アーカイブ
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (10)
- 2023年11月 (6)
- 2023年10月 (9)
- 2023年9月 (10)
- 2023年8月 (9)
- 2023年7月 (11)
- 2023年6月 (8)
- 2023年5月 (4)
- 2023年4月 (10)
- 2023年3月 (17)
- 2023年2月 (16)
- 2023年1月 (9)
- 2022年12月 (11)
- 2022年11月 (21)
- 2022年10月 (12)
- 2022年9月 (13)
- 2022年8月 (16)
- 2022年7月 (9)
- 2022年6月 (15)
- 2022年5月 (16)
- 2022年4月 (8)
- 2022年3月 (13)
- 2022年2月 (9)
- 2022年1月 (8)
- 2021年12月 (12)
- 2021年11月 (10)
- 2021年10月 (9)
- 2021年9月 (13)
- 2021年8月 (7)
- 2021年7月 (9)
- 2021年6月 (11)
- 2021年5月 (8)
- 2021年4月 (9)
- 2021年3月 (20)
- 2021年2月 (9)
- 2021年1月 (9)
- 2020年12月 (10)
- 2020年11月 (9)
- 2020年10月 (11)
- 2020年9月 (12)
- 2020年8月 (8)
- 2020年7月 (11)
- 2020年6月 (10)
- 2020年5月 (14)
- 2020年4月 (11)
- 2020年3月 (17)
- 2020年2月 (13)
- 2020年1月 (8)
- 2019年12月 (7)
- 2019年11月 (11)
- 2019年10月 (9)
- 2019年9月 (7)
- 2019年8月 (8)
- 2019年7月 (6)
- 2019年6月 (11)
- 2019年5月 (9)
- 2019年4月 (16)
- 2019年3月 (11)
- 2019年2月 (12)
- 2019年1月 (13)
- 2018年12月 (11)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (9)
- 2018年9月 (8)
- 2018年8月 (10)
- 2018年7月 (14)
- 2018年6月 (10)
- 2018年5月 (12)
- 2018年4月 (7)
- 2018年3月 (12)
- 2018年2月 (8)
- 2018年1月 (16)
- 2017年12月 (9)
- 2017年11月 (10)
- 2017年10月 (9)
- 2017年9月 (8)
- 2017年8月 (15)
- 2017年7月 (6)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (6)
- 2017年4月 (10)
- 2017年3月 (16)
- 2017年2月 (10)
- 2017年1月 (10)
- 2016年12月 (14)
- 2016年11月 (9)
- 2016年10月 (9)
- 2016年9月 (13)
- 2016年8月 (11)
- 2016年7月 (12)
- 2016年6月 (12)
- 2016年5月 (17)
- 2016年4月 (9)
- 2016年3月 (14)
- 2016年2月 (15)
- 2016年1月 (10)
- 2015年12月 (9)
- 2015年11月 (9)
- 2015年10月 (10)
- 2015年9月 (11)
- 2015年8月 (9)
- 2015年7月 (9)
- 2015年6月 (3)
- 2015年5月 (8)
- 2015年4月 (7)
- 2015年3月 (7)
- 2015年2月 (9)
- 2015年1月 (8)
- 2014年12月 (8)
- 2014年11月 (9)
- 2014年10月 (9)
- 2014年9月 (8)
- 2014年8月 (10)
- 2014年7月 (12)
- 2014年6月 (7)
- 2014年5月 (11)
- 2014年4月 (8)
- 2014年3月 (10)
- 2014年2月 (7)
- 2014年1月 (8)
- 2013年12月 (8)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (6)
- 2013年9月 (6)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (6)
- 2013年6月 (6)
- 2013年5月 (7)
- 2013年4月 (7)
- 2013年3月 (5)
- 2013年2月 (4)
- 2013年1月 (6)
- 2012年12月 (2)
- 2012年11月 (6)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (8)
- 2012年8月 (6)
- 2012年7月 (9)
- 2012年6月 (3)
- 2012年5月 (9)
- 2012年4月 (4)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (6)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (5)
- 2011年10月 (7)
- 2011年9月 (5)
- 2011年8月 (7)
- 2011年7月 (11)
- 2011年6月 (8)
- 2011年5月 (2)
- 2011年4月 (5)
- 2011年3月 (7)
- 2011年2月 (2)
- 2011年1月 (2)
コメントする