天風:「神は宇宙の法則性で捉えた方がわかりやすい」。
量子論:「神は宇宙法則の鎧を着ている」。
岸根卓郎著「見えない心の世界」の影響で、量子論にはまりこんでなかなか抜け出られずにいます。高校時代に物理の授業が苦手で追試の追試、お情けでパスしているのに何で今さら物理なのか。
量子論といっても将来「量子コンピューター」や「量子通信」の応用になる「量子力学」の方でなく神の領域を模索する「量子論的唯我論」(コペンハーゲン解釈)の方でして、かなり神学論に接近しているのでこれならどうにか着いていけます。
ブログでは量子論からみた「天風哲理、瞑想、積極思考」の3テーマに論及します。いずれも岸根卓郎氏の知見をベースにしました。
科学は宇宙の基本法則、宇宙の意思を探し続け、量子論の登場でこれまでの物理理論を超えて心の世界に扉が開かれ、神の心が科学化されるようになりました。もし、私たちが「量子論的唯我論」を、素直に受け入れことさえできれば、人間にとって神秘的に思われた見えない心の世界の不可解な出来事も、科学的に納得がいくようになります。
「量子論的唯我論」では、人間の心が最大の集点となり、物理学者は心の世界へ挑戦し、神がこの世に姿を現わした正体は、万物の消滅を司る電子の量子性にあると認識しています、量子論的宗教でいう神の心です。
心は量子エネルギーで、素粒子のまま物質化されていないエネルギーであり、その量子エネルギーが波束収縮されて物質化するのが量子性です。物質の根源の素粒子は、波動であると同時に粒子の物質でもある二重性原理としています。
天風哲理も一貫して心の問題を科学的に探求し、万物を司る電子の量子性を「宇宙霊」と称しました。空間の波動の世界のあの世の方が実相で、粒子の物質世界のこの世の方が仮相であり、人間は目に見えない心の量子エネルギーの波動と目に見える粒子化の肉体との共存で構成されていると直覚し、宇宙霊と一体化することによって両者のバランスをとる「心身統一法」を創建しました。
天風師がまだ量子論のデータで実証される以前に、直覚でこれを捉えて「天風哲理は立派な科学だ」と言われていた由縁です。
量子論からみた天風哲理
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