新元号が「令和」となりました。誠に素晴らし命名です。
新元号に添えて故郷の桜が送られてきました。
大和、万葉の調和の「和」が入ってよかった。「令」は白川静氏の常用字解によると、深い儀礼用の帽子を被り、跪いて神のお告を受ける人の象形。お告げを受け、神の意に従うことから「よい、りっぱ」の意味になります。「和を以つて貴し」の「和」を密かに希望していたが、「令」は全く思いもしなかった。お見事です。
梅が香に 見ぬ世の人に 御意を得る (芭蕉)
中国語に「和令」はあるが「令和」はない、また「れいわ」はチベット語で「希望」の意味だという。
元号の発表を実況中継で拝見していたが、やはり荘厳の緊張感が走った。歴史の重みなのだろう、しみじみ日本人たるを覚醒させられた。
梅が香に のっと日の出る 山路かな (芭蕉)
「令和」万葉ルネッサンス
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