美しき青きドナウ

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001-1.jpg 今朝ベーグルレストランで朝食をすまし会社に向かうカーラジオから「美しき青きドナウ」のワルツが流れてきました。ウィーン・フィルハーモニーによる楽友協会でのニューイヤーコンサートでした。
 音楽の古都ウィーンの人たちはこれを聴かないことには新年になりません。日本の除夜の鐘のようなもので、私もウィーン子のように新年を感じました。
 全盲の辻井伸行さんもウィーン楽友協会でピアノ演奏したときの画像があり、素晴らしい神韻で聴客を魅了させ多くの方が涙していました。そういう私も神韻を拝聴するたびに涙しています。
 辻井さんの奏でる音楽が美しいこともありますが、たとえ絶対音感があるとはいえ、よくもあの長いピアノの鍵盤をひと指も間違いなく弾けるものです。この神技はけして才能だけでなく目を閉じてでも弾けるまで練習を重ねた努力の賜物です。それがいかにたいへんなことか、音楽を愛する者により伝わるのでしょう。聴衆が感動し鼓舞されるのはこの見えない部分でもあります。
 音楽の素晴らしさを奏でる辻井伸行さんはかけがいのない国宝です。

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このページは、三休が2019年1月12日 04:23に書いた記事です。

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