この著書は前にも一度紹介しましたが、よく韓国を分析しているのでもう一度書き込みして11月を締めくくりたい。
「韓国においては、時代が新しくなるほど、遠い過去の記憶が鮮明に甦りつつある。日本統治時発展の基礎を整え、日韓基本条約を経て近代化の資金を手にし、大いなる発展をとげたという過去は、いかにも居心地が悪い。歴史の清算により日本の悪を糾弾し、もって今日を築いたのは、韓国自身の手による以外のなにものでもないという自意識を構築しなければ、みずからの正統性を訴えることができない。韓国の建国自体が、民族独立闘争とは無縁のものであった。日本が敗北することにより、おのずと転がり込んだ独立である。誇るに足る建国の物語はない。一人前の国家になったればこそ、自国の胡乱な成り立ちが耐え難いという感情が噴き出している。北朝鮮の成立に建国の正統性を求める従北派が、韓国内で大きな勢力を張るにいたったのも、そのゆえんであろう。文在寅の登場は国内の反日を一段と解き難いものとする可能性が大である」「文在寅は就任後間もなく日本統治時代に半島から動員された元徴用工には日本企業への個人保証請求権があると述べた。かの左派大統領ノムヒョンの発言をも上回る強硬な対日姿勢である」。
つまり、精神傷害自閉症的病理現象なので相手にしても仕方がない。韓国の若い世代が育つ自然治療を待つしかない。ここは国際裁判所にまかせ、いまこそ日本は脱東亞することです。
「日本は海洋勢力の背後支援を受けて日露戦争に勝利し、その後、大陸に攻め入り海洋勢力との関係を断ち切られ、無残な敗北を喫したのである」。
同じ失敗を二度繰り返すことなく、脱亞でなく脱東亜して日本の針路をインド・太平洋に向ける時です。
脱東亜論
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