平成の宮本武蔵が出現。「平」成の「大」きな「谷」から飛「翔」。
メジャーリーグで大谷翔平選手の活躍がここ毎日報道されています。私は松井秀喜選手がヤンキーズを去って以来、野球とはすっかり無沙汰になっていますが、現地レポーターとして大谷翔平選手を無視できなくなりました。
でも私がいまさら大谷選手を追っかけるには、歳を取り過ぎました。好青年の印象を受けますが、フアンになるまで熱くなれない。私が彼に驚いたのは別のことで、高校1年の時にすでに目標「ドラフト1位」を中心部におき、やるべきチャートを明確に作成し、それに向かって一つ一つクリアしていたことです。今は「メジャーリーグ1位」を中心部にそえてやっていることでしょう。恐れ入るのはチャートのなかに「運」「人間性」「メンタル」も課題にしていることです。彼の今日の活躍は、偶然でなく計画的に創造されたものでした。もう天才ですね。
私が類似した目標達成チャートを作成したのは27歳だったと思う。彼の早熟さに感心し「親の顔が見たい」と思いきや、両親も父が社会人野球の選手、母がバドミントンの選手でした。まさにサラブレッドで、親からの育成が大きかったかと思う。趣味は読書とDVDの観賞で、あとは野球だけ、親から女性スポーツアナウンサーとの交際を禁じられています。このあたりもお見事。
渡米前に日本ハムの栗山監督が大谷選手に「最近何を読でいるの?」か聞いたら、持ってきた一冊が、天風師の「運命を拓く」だったとは素に泣ける(>_<)。
もちろん、これは大谷選手の恵まれた素質によるもので、同じことをやったからとて、誰もが大谷選手になれるわけではありません。でも、この目標達成チャートは、平成の若者によき見本になると思う。
大谷翔平選手
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