平昌冬季五輪が開幕した。T_Tのロゴを見ると心細いが、無事に終わることを祈念しています。
このところ文政権の北朝鮮へのめり込みに唖然とさせられるが、朝鮮民族主義から見れば理解できなくもない。
日本の韓国批判と分析は、彼らの民族主義の要素が欠落しています。朝鮮民族主義からすれば、同じ民族同士の殺し合いを好むわけがなく、朝鮮半島を二度目の戦場なることを好むわけがない。私の知る範囲での韓国人はみな祖国統一が悲願になっています。誰一人例外がいません。これに関して我々がとやかく言うこともありません。近くて遠い隣国のこととして静観していればよいわけです。
我々は北朝鮮の非核化と拉致被害者の帰国、韓国との日韓合意の厳守だけを毅然と要求すればよいわけです。あとは遠い隣国と突き放せばいい。朝鮮民族はこの百年なにも変わっていません。五輪程度で統一できるほど優れた民族でありません。すぐまた半島危機が再開されると見て準備しておいた方がいい。
朴クネが天安門に立ったときに、朴政権の崩壊が予想できたように、文在寅が北に舵をきったときに、文政権の前倒れが予想できます。同時に北の金正恩も崩壊し、金王朝家の残された妹・金与恩が(兄に殺されなければ)取って代わるであろう。この五輪で彼女を徹底的に優遇して民族の女傑として祭り上げればいい。
司馬遼太郎氏は「街道をゆくー台湾紀行ー」で「台湾人の悲哀」と表現したが、氏は「韓のくに紀行」では「朝鮮人の悲劇」と表現するかと思う。台湾の悲哀と韓国の悲劇はそのまま台湾と韓国の違いでもある。
平昌冬季五輪
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