アマゾンされる

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51V2rBIPC7L._SX300_BO1,204,203,200_.jpeg 独走というか快進撃を続けるアマゾン、自社もここ数年かなり「アマゾンされて」います。
 そんなことで久しぶりに経営コンサルタントの著書「アマゾンが描く2022年の世界」--すべての業界を震撼させる大戦略--を、流し読みしました。著者の5つメソッドとやらの分析が煩わしく、内容も他のアマゾン本と変わらず新見もありませんでした。ただ第6章「アジアの王者アリババの大戦略と比較」は参考になりました。著者の中国認識の甘さを差し引いても目から鱗でした。
 アリババは「2020年までに、アメリカ、中国、欧州、日本に次いで世界第5位の経済圏をつくる」としています。共産中国の経済と切り離しているのですが、果たしてアリババ、百度、テンセントのIT3大企業でそれが可能なのか。共産中国とどこまで共同歩調をとって行けるのか、いつそれを越えるのか、越えられるのか、今後の動向を注目して行くことが必要になってきました。
 日本経済と企業、商店、流通業は表から黒船アマゾンの直撃を受け、後ろから共産アリババの攻勢を受けて難しい局面に晒されてきました。日本は竜虎の狭間でこれからいかに活路を切り拓いて行くのか、国家百年の計と欲張らずとも、50年の計が必要なっています。とても朝鮮半島などにかまっていられません。 

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このページは、三休が2018年2月 8日 02:04に書いた記事です。

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