チャイナ特に都市部は深刻な大気汚染ほか、深刻な河川や地下水の汚染と絶対的な水不足が平行しています。
「世界中にあふれる水不足の報道をすべて合わせても、北京がいま直面する水不足の危機的状況には及ばない」と、中国水科院水資源所の王浩所長が発言しています。
これらは人民の最低限の生存権ですが、最近になりこの二大汚染を公に批判することは、反国家的行為として規制しはじめました。黙れば解決するとでも思っているのだろうか。
もしチャイナが崩壊するとしたら経済でなく生活に直結した二大汚染からの内部崩壊かと思う。当然の事として崩壊するくらいなら、生き残りをかけ武力を持って隣国を占領してでも、青く澄んだ空、豊かな水源の略奪に動きますので、これは日本にとって脅威となります。水の奪い合いは常に紛争の種になってきました。
中央政府も各地から引水の努力を続けていますが、慢性水不足は配分側に権力が集まり、大手の工場やホテルなどはたくさんの水を必要とするため、水道局の小役人さえ多額の賄賂の恩恵になっています。
私はホテルの水が特殊な臭いがするため、歯磨きにはペットボトルの水を使い、入浴もできるだけ節水するようにし、入浴後は目薬を欠かしていません。出張のさいのペットボトルは現地産でなく「エビアン」を買っています。
チャイナでなく香港の地下鉄の売店にですが、北アルプスのおいしい水「立山の天然水」を、85円の特別価格で販売促進していましたのでので、さっそく買いました(エビアンは230円)。
「立山の天然水」は、北アルプスの雪山を観光した台湾の人たちからヒットし、ついで香港の販売となったようです。やがてはチャイナ市場にも進出するのだと思います。
天からの恵、日本のおいしい水が、こうした形で海外に流れれば、たとえ「焼け石に水」であっても、彼らの生活を潤し、紛争回避の一助にもなりますので、いいことです。
日本の天然水
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