アジア太平洋の時代

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IMG_4646.jpeg 先日の日本では、誰に会っても先ずトランプ大統領に関する質問攻めでした。本屋の店頭にもトランプ関連本がたくさん横積みになっていたし、テレビのワイドショーも連日トランプでした。
 第二の黒船でも来たかのような大騒ぎに、今更ながらに日本人の敏感さと知的好奇心に感心させられました。この敏感さが島国日本の今日の弥栄につながっています。
 たしかにアメリカの動向は日本に大きな影響を与えるので敏感にならざるを得ませんが、なにもここまで大騒ぎすることもないと思うが、やはり日本は保護国なのでしょう。
 安倍首相がフロリダでトランプとゴルフ外交をしている間に、山口敬之著「暗闘」を読んでみました。「暗闘」とはタイトル名がよくないが新大統領誕生からの安倍の動き、安倍・トランプ会談、安倍・プーチン日露交渉の内情を具体的にわかりやすくスクープしていました。ここにトランプ大統領が記者会見で「ここ最近では最も戦略的に大きな野心を抱いた日本のリーダー」と言わしめた戦略が解説されていました。
 百家迷走するたくさんの評論本のなかで、当面は安倍外交の情報はこの本一冊で足りるかと思います。トランプ大統領の品定めは安倍首相に眼識に任せればいい。それにしても大変動する国際環境のなか、日本は安倍首相でよかった。

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このページは、三休が2017年2月11日 23:56に書いた記事です。

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