昨晩アメリカに戻ってきました。まずは台湾の雑感から始めます。
中国語の面白さは漢字に同音を当てることにあります。お寺の門に「心福」という春節の短冊が掛けてありました。これは「幸福」(シンフー)と同音となり巧い当て字です。心が福なら幸福になれます。
台北郊外の観光名所「九份」に出かけてきました。「千と千尋の神隠し」湯屋のモデルになったと言われています。宮崎駿監督がその事を否定してましたが、どんなものか(物好きに)確認したかったわけです。お土産屋にたくさん「カオナシ」が並んでいました。
写真にみられるようたしかに湯屋に似ていましたが、やはりモデルはここでなく四万温泉の古宿に軍配が上がるようでした。四万温泉の古宿のほうがイメージ的により近いものがありました。
「九份」に行ったついでにこの地を観光名所にした、候孝賢監督の映画「非情城市」を見る事にしました。1989年製作の古い映画ですが、ベェニス国際映画祭で金獅子作品賞を獲得した秀作です。
台北での2泊のランチは、西門町とそごう百貨店の右横隣りに在った「阿宋麵線」を食べてしまった。私の大好物で留学時代に夜食でよく食べていましたが、味がさらに洗礼されてチェーン店になっていました。これって「鼎泰豊」のように日本に進出できると思うのだが、この風味はたして日本人の口に合うのだろうか。私など写真を見ただけで食べたくなってしまうのだが、、、
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