今朝、南の空を見て「一陽来復」の朝日を拝むことができました。
古代太陽信仰では太陽の光がだんだん弱まりそのまま死んでしまうことを恐れて、太陽が力を取り戻すために「冬至祭り」や「復活祭」をやりました。マヤ文明では太陽の力を復活させるためにピラミッドの上で人間を生け贄にしました。
古代社会では冬至が1年の始まりでした。イエス・キリストの出生も冬至とされ、夜の最も長い時であるとともに、この日を境に昼が長くなることから、聖なる光の出現を意味しました。「イエスは光りの子」となす所以です。
天照大御神が長鳴鶏の鳴き声で、天岩屋戸から出て来られたのも冬至だったろうと思う。われわれが御来光を拝むのもこんな民族の遺伝子がなせることかと思う。
私は学生時代に早稲田に在る「一陽来復」の穴八幡宮の近くに下宿していたご縁で、福をもたらす「一陽来福」として参拝を続けています。来年は春分の日にでも行こうかと考えています。
冬至
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