韓国の内情がガタガタになっています。朝日新聞の一面の見出に「朴政権、絶対絶命」と書いています。韓進海運の破綻に続き、サムソンの失速、現代車の伸び悩み、ロッテ騒動、大統領スキャンダルと、このところよいニュースが伝わってきません。
私は2013年5月4日付けブログでこんなことを書いてみました。
『韓国はやはり「恨」の国だなと、今さらにしみじみと思う。
「恨(ハン)」とは、白川静氏の字解によると「艮」は目の下に後ろ向きの人の形「匕」と書き、目は人の呪いをかけ災いを与える呪眼。後ろ向きで進もうとしても進めず不本意に退く心なので「うらむ、にくむ」になると解説しています。
朴新大統領に期待したが、どうやらたいした政治家ではないようなので少々落胆です。ピーターの法則から見ると彼女は大統領になることでスキルの頂点に達してしまい、厳しい国際情勢のなかで韓国をリードして行くだけの力量が無いようにみえます。どうやらあの切れ長の眼は、両親の暗殺の悲劇を見てしまった「恨」の目で、「恨」を持して青瓦台まで登りつめたかのようです。またして後ろ向きで進む凡庸な大統領とこれから5年もお付き合かと思うと気がめいるが、「恨」の国民性にしてあの大統領なのだろうと思われる。(中途省略)「恨」で発想した行為はおおむね「恨」の因果応報で終わるという、仏の教えを学習してそろそろ大人の国になるへきかと』。
今の朴大統領の現状は自業自得とはいえ痛々しくて見ていられない。もとより不運の人を指導者にすべきでないのですが、韓国の民意で起きてしまった現実です。
彼女の大きな失策は外交政策から始まりました。日本が民主党政権の時に没落を始めたと判断して、サムソンと現代を引き連れ、韓進海運に乗り、慰安婦を理由に「反日親中」に大きく舵をきりました。その頂点が天安門壇上の朴大統領でした。登ったあとは下坂でして、ここから陰りが始まり不運の連続で今日に至っています。まさかの安倍政権の再当番で予測が狂いました。
しかし、大人の日本は「それみたことか」の反韓嫌韓でなく、いつまでも懲りないお人好と思われようと、溺れる彼女に惻隠の情をもって善導です。日中韓首脳会談での初訪日も歓迎です。
「因果応報、善因善果」は仏の教え、東アジアの指導者で強運な安倍首相はそうするでしょう。
因果応報、善因善果
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