大統領タイトルマッチ

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295.jpeg 9月26日にヒラリー VSトランプの大統領タイトルマッチ、第1回戦がありました。
 史上最多の8400万の視聴者が討論会を観戦したとのことです。私もこれまで両者の選挙キャンペーンをまったく見てなく今回初めて観戦しました。
 ここでは討論の内容にふれず人物の印象だけにしたく思う。討論を1時間半も見ていますと、人間の格というか器というものが露呈してくるものです。相撲の番付でたとえると、ヒラリーが東の張出し横綱とすれば、トランプは西の筆頭関脇ほどの格の違いがありました。討論は横綱が関脇にまわしを取らせず一気に寄り切りでした。
 まず大統領候補に格下の関脇しか出せなかった共和党の凋落とアメリカ中間層の劣化です。それにトランプ自身70歳になるのに大統領の気質になっていませんでした。一方のヒラリーは海千山千のプロ政治家で、イザという時に俄に強みを発揮します。土俵際に追い込まれても信念で押し返します。大統領は老獪ニクソンのように嫌われ者でもいい。ヒラリーに残された懸案は健康問題となります。
 しかし、大統領選挙はマスコミの最も書き入れ時ですから、なんとか接近戦の緊張を醸しだして第2回、3回の討論で視聴率を稼ぐことと思います。それに格下が横綱を倒す金星の番狂わせもありますから11月まで目が離せません。もしそうなれば座布団が飛び交います。まさかの大番狂わせは土俵の向う正面のオバマ大統領が、非常事態宣言を出して選挙戦を延期して続投です。世界の混迷状態は続きます。
 次回10月9日の討論会を、私は台湾で観戦することになります。それではよい10月をお過ごしください。 

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このページは、三休が2016年9月29日 00:02に書いた記事です。

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