リオリンピック

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260px-Flag_of_Brazil.svg.png リオリンピックを、アメリカで開会式と序盤の競技を観戦し、日本で中盤、中国で終盤と閉会式を見ました。
 旅行中はめったにテレビを見ないのですが、今回は時間があると朝と晩にテレビ見てしまい、効率のわるい出張になってしまった。
 中国の街中で飛行ドローン社の広告「別の視角から見る違った五輪」というフレーズを目にしたが、まさにそれを地で行きました。当然のことで、アメリカではアメリカ代表選手を中心に、日本では日本選手の活躍を中心に、中国では中国選手を中心にした放映でした。日本の選手の健闘が放映されないともの足りないが、違った視角からの五輪でした。
 そんな中でも決勝戦になると国家の枠を越えて生放送されます。日本の選手は、勝っても負けても涙、涙で、ほんとよく泣きます。またその涙をカメラがしつこく映し出します。感情表現が下手というより、高ぶる心を涙なしでは抑えられないのでしょう。海外から見ると異様に思えるのですが、日本人は実に涙が好きですね。でも、この涙は美しい心の発露でいいものです。こちらも心が洗われ目が潤みます。そう思えるのは私もまた日本人だからなのでしょう。それにしても子供のように純によく泣きます。それに選手と家族との固い絆のドキュメントは道徳教育に思えてきます。
 中国で陸上男子400メートルリレーの決勝を見た時には、日本選手の目を疑う快走に鳥肌が立ちました。さすがこれには中国のテレビも絶賛して何度も放映を繰り返しました。スポーツは国境を越えます。これがオリンピックなのでしょう。
 閉会式の後、台風9号の影響でフライトが大幅に遅れ、夜のニューヨークに降り立ちますと、心地よい初秋の風がやさしく迎えてくれました。「金」の風でした。
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このページは、三休が2016年8月25日 03:53に書いた記事です。

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