(株価、為替、不動産の三下落が続く香港で「天天向上」を願う孫悟空)
春節で中国から日本へ爆買客が押し寄せていると思います。
昨年に日本を訪れた外国人旅行数が、2000万人に迫りました。
TOP10のうちの多くはアジアからの訪問客で、中国から500万人
(倍の伸び)、韓国から400万人、台湾から367万人で、中国に
1位を明け渡して3位(でも人口比率で依然1位)、ついで、香港、
アメリカ、タイ、豪州、シンガボール、マレーシア、フィリピンの順
になっています。円安効果もあるが、それだけアジアが経済的に豊か
になってきた証左で、いいことです。
反日国といわれる国から約半数の900万人が来ているのですから
なにが反日なのかです。経済と民間交流が先行し政治外交の立ち後れ
を象徴しています。この政治意識とのギャップ、どうにかならぬもの
かと思うのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
こうしたTOP10の都市をみますと(日本、中国を含め)、スマホを
持って共通した行動様式がみられます。特にそれがスマホ世代の行動
に顕著になってきていて、ですからどの国に居ても違和感を感じるこ
とが少なくなってきました。スマホが国境を越えてつながって、同じ
アプリで情報を共有することで、都市の城壁が崩れはじめている事を
実感します。
さらに驚いたことは、台湾から上海に移動している上空からスマホ
で下の大地を撮っていましたら、写真に経過した下の地名と日時が記
されていたことです。
これらは静かなる世界革命です。団塊の世代はたぶん辿り着く先の
社会を見られないかも知れないが、その潮流を目撃していることにな
ります。すごい世の中になってきたものでして、ワクワクした興奮を
覚えます。 眼差しをUPし、日々向上。
日々向上 UP !
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