(3月のオバマ訪問を待つキューバ)
マルコ・ルピオは、共和党のプリンス的存在です。
両親はキューバから難民に近い経済移民。ルビオは移民2世として
フロリダ州で生まれています。45歳、カソリック教徒。弁護士から
2000年にフロリダ州の下院議員、2011年からアメリカ合衆国
の保守系上院議員となっています。
キューバからの移民2世はテッド・クルーズと同じ出自になります。
アメリカの素晴らしさ懐の深いところは、優秀で意欲のる者には均等
に機会を与えるということです。ヒスパニック系の人口比率が15%
になったこともありますが、移民2世で大統領候補にまで登り詰める
ことができるわけです。もちろんここまで来るには大変な努力と苦労
があったことだろうと思います。
ルピオは共和党の政策を継承し財政、外交面にも精通してますので、
政治家としてバランスのとれた候補者になってます。2014年1月
の訪日時に安倍首相を表敬訪問した際、日本の安保法制に理解を示し
「尖閣諸島は日本の領土」と明言しています。そんなことで日本では
ルビオ待望論がでてます(中国はたぶんヒラリー・クリントン待望)。
目下、共和党は組織票をルビオに集中させ、首位奪回策を練ってい
ると思います。共和党主流はトランプ潰しにやっきになっていますが、
苦戦の連続でトランプにしてやられています。もしこのままトランプ
の優勢が続けば、政治的な妥協案としてルピオを副大統領候補に押し
込むことが考えられます。これにはトランプも政治的に駆け引きで折
れると思います。その時にルビオがどう動くか度量が試されます。
果たして、アフリカ・アメリカ大統領に継いで、ヒスパニック系か
ら初の大統領が誕生するのか、なにせアメリカは変色中、これからど
うなるのか、まだ先が見えません。
それではトランプ候補に入ります。
P.S.
昨晩ルビオのブログを仕上げて寝たら、今朝になって選挙権のない
私にもルピオのキャンペーンメールが入ってきました。
我が州の予備選が近ずいてきたようです。
移民2世マルコ・ルビオ
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