大統領トーナメント

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IMG_2273.jpeg 昨日の共和党サウスカロライナ予備選でトランプが勝利し、頭3つ
ほど抜け出し先行逃げ切り体勢に入ってきました。これをクルーズと
ルビオが続いています。低迷の続けたブッシュが離脱して、その票が
ルビオに行くのか、3月1日のスーパーチューズディーに続きます。
 一方、民主党の予備選はネバタ州で行われここではヒラリーが勝利。
バニー・サンダーの追撃もここまでかと思う。上の写真は13日付け
のヒスパニック系新聞が、トランプを中心に載せ「誰も私をつかまえ
られん」と言わせ、ヒラリーが「私を追撃しないで」、右下の社会主
義者のサンダースが「さぁ革命をはじめよう」と笑ってます。そして
左下にマイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長が「みんな政治
家として失格だ」と、第三党で出馬を模索しています。
 予備選をスポーツに例えますとトーナメントです。共和党リーグ選
の勝者と民主党リーグ選の勝者が、最後に国民投票で決勝選になりま
す(シード権でブルーンバーグが出馬を模索しています。私は出馬に
賛成ですが、ユダヤ人ですし、それに今からでは無理でしょう)。
 国民は1年有余のマラソン選挙戦を経て候補者を選別しますので、
ごまかしはきかず、総合的な政治力と強烈な意思と体力がないとトー
ナメントに勝ち残れません。ですから大統領になる人は、それなりの
凄腕の人物になります。これがアメリカ民主主義の強靭さです。
 それにつけても、私が大統領選の時に毎回思うことは、日本は天皇
制民主主義でよかったということです。仮に「非常に賢明で分別」の
ある国民が選択を誤ったとしても、まだその上に天皇陛下がおります。
私は日本の民主党時代あの滅茶苦茶な時にかろうじて耐えられたのも、
天皇陛下が然としておられたからでした。
 さて、次回は各候補者の論争点を書いてみたく思っています。

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このページは、三休が2016年2月22日 02:19に書いた記事です。

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