ラスベガスで最後の晩にマイケル・ジャクソンの「One」ショーを
見ました。キング・of・ポップとして最も成功したエンターティナー
の追悼ショーで、M.ジャクソンのヒット曲をバックに見事な振り付け
と舞台装置に感動ですが、私にとり心臓まで打ち響く鼓動音でしかな
かった。しみじみ世代の音感の違いと齢を感じさせられました。
ラスベガスはもうかれこれ40数回になり、かつての刺戟も磨り減
りマンネリ気味ですが、今回は新しい発見がありました。
カジノホテルが立ち並ぶストリップ通りと交差したスプリング・マ
ウンテン(春山通り)に中華街があり、そこを3ブロック越えた所に
日本食レストランが密集していました。この辺りはカジノの向こう岸
にある普通の生活地域です。
中華街に隣接する、居酒屋「市座」でよく食事をしていましたが、
わずかその先に位置する日本食レストラン街は初めてでした。これま
でラスベガスの日本食レストランは、日系2世が運営するどことなく
田舎の日本食堂の感じでしたが、ここは日本のレストランと味も雰囲
気も変わらず、シェフも若く、ウエイトレスもあか抜けした今風の娘
(留学生?)が、完璧な日本語でサービスしていました。
駐車場はいつも満杯で、どの店も観光客の一見さんよりローカルの
お客で満員でした。ラーメン店の「もんた」ではお客が外にあふれて
並んでましたし、近くに数軒のラーメン店ありました。「禅カレー」
店のランチをテイクアウトしましたが、おいしかつたです。ジャパニ
ーズ・イタリアンの「中村屋」で夕食をとりましたら、シェフがイタ
リアで修行して来たとのことで、日本料理とイタリアンをうまく融合
させてました。ここ店では日伊料理をホークとナイフでなくお箸で食
べる痛快さです(一度やってみたかった)。
いつ頃からここに日本食レストランの一角ができたのか、不覚にも
知りませんでしたが、実にいいことです。日本の若者が海外に挑戦し
て新天地を切り開くとは頼もしい限りで、その点では野茂英雄、松井
秀喜やイチロー選手らと同列でして、彼らにエールを送りたい。
おかげ様で次回から楽しみが一つ増えました。
P.S.
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よっ!中村屋!!
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