(私の好きな上海の並木道)
上海で米ドルを人民元に替てくれる知人がいまして、彼から時おり最新の経済状況を聞いています。株価と人民元が下落した8月20日に両替した時、さらに落ちるのかと聞きましたら、彼は即座に「景気は悪いが、株価は現状維持、人民元は下がらない、アメリカがそうさせない」と答えました。果たせるかな10月下旬時点は彼の言った通りになっています。すごい闇触覚に感心しました。
ここにきて中国経済の先行きがまったくわからなくなりました。経済成長が減速していることは共通認識になっていますが、その先が見えてきません。公式発表する統計に信頼性がないため、成長率の予測がマイナス3%からプラス7%まで大きな差がでています。問題は多いがまだまだ現状維持して行けるとすると楽観的な分析と悲観的な経済大崩壊、余命半年とする両極端の経済評論家がいまして、現状をどう分析するかでこんなめちゃくちゃなブレが生じています。
では、長年の中国ウオッチャーの私はどう見ているかと言いますといと、正直のところブラックボックスが多過ぎてわからないのです。経済分野から見て行くと政治問題にぶつかり、政治情勢から分析して行くと経済問題にぶち当たっり、政治と経済を絡めてみて行きますとたちまち袋小路に入り込んでしまいます。
政治改革を先行しますと経済が停滞し、経済対策を先行させますと政治の問題が浮上してきて出口のない泥沼にハマってしまい、政府当局も暗中模索で政治と経済改革を同時平行にやっているのでしょうが、おそらく彼らもこれからどうなって行くのかわかっていないのではと推察します。
そんな事ですから私の分析は仕方なく両極端の予測の中間においています。現在の時点どちらにも可能性があるので断定できませんので、所詮お隣の芝生の事として冷静にみています。
東京都心に昨年より3日早く木枯らしが吹いたようで、まぁしばらく風まかせです。
(壁絵で「文明新風」と道徳教育もしています)
上海で米ドルを人民元に替てくれる知人がいまして、彼から時おり最新の経済状況を聞いています。株価と人民元が下落した8月20日に両替した時、さらに落ちるのかと聞きましたら、彼は即座に「景気は悪いが、株価は現状維持、人民元は下がらない、アメリカがそうさせない」と答えました。果たせるかな10月下旬時点は彼の言った通りになっています。すごい闇触覚に感心しました。
ここにきて中国経済の先行きがまったくわからなくなりました。経済成長が減速していることは共通認識になっていますが、その先が見えてきません。公式発表する統計に信頼性がないため、成長率の予測がマイナス3%からプラス7%まで大きな差がでています。問題は多いがまだまだ現状維持して行けるとすると楽観的な分析と悲観的な経済大崩壊、余命半年とする両極端の経済評論家がいまして、現状をどう分析するかでこんなめちゃくちゃなブレが生じています。
では、長年の中国ウオッチャーの私はどう見ているかと言いますといと、正直のところブラックボックスが多過ぎてわからないのです。経済分野から見て行くと政治問題にぶつかり、政治情勢から分析して行くと経済問題にぶち当たっり、政治と経済を絡めてみて行きますとたちまち袋小路に入り込んでしまいます。
政治改革を先行しますと経済が停滞し、経済対策を先行させますと政治の問題が浮上してきて出口のない泥沼にハマってしまい、政府当局も暗中模索で政治と経済改革を同時平行にやっているのでしょうが、おそらく彼らもこれからどうなって行くのかわかっていないのではと推察します。
そんな事ですから私の分析は仕方なく両極端の予測の中間においています。現在の時点どちらにも可能性があるので断定できませんので、所詮お隣の芝生の事として冷静にみています。
東京都心に昨年より3日早く木枯らしが吹いたようで、まぁしばらく風まかせです。
(壁絵で「文明新風」と道徳教育もしています)
コメントする